【美味しいフィンランド 01】シナモンロール Korvapuustit
突然ですが始めます。
この【美味しいフィンランド】シリーズ。
アイノラ交響楽団はシベリウスを中心とした北欧音楽を皆様にお届けしておりますが、あまり日本には馴染みの無い食文化についても、料理やレシピを通じてお伝えできればと思い、このシリーズを始めてみました。
第1回はフィンランドの菓子パン“シナモンロール”(コルヴァプースティ Korvapuustit)。
パンチされた耳という意味を持つコルヴァプースティは、かもめ食堂にも登場したフィンランド人が大好きな国民的菓子パンです。
フィンランドのスーパーマーケットには、この菓子パンを作る上で欠かせないシナモン入りの砂糖が箱で売られていました。それほど需要があるということなのでしょう。今も時々家で作っていますが、次に訪ねた時には自分用に買って帰りたいと思っています。
日本でコルヴァプースティを作る場合、カルダモンはパウダーでなくホールのものを買い、取り出した種を荒く砕いて使うと本場の風味が味わえます。
作り方を紹介する動画を見つけました。
どちらも1分ほどの長さです。
1つ目の動画は生地の作り方。
ひとつのボウルに牛乳、イースト、卵、砂糖、塩、カルダモン、強力粉を順に入れて混ぜていくだけのかなりダイナミックな作り方ですが、それでもちゃんと出来るのですから、実にフィンランドらしくていいなあと思います。最後に柔らかくしたバターを混ぜ込んで、生地がまとまってきたら布をかけて20分ほど置きます。
2つ目の動画はオーブンに入れて焼き上げるところまで。
伸ばした生地に溶かしたバターを塗り、その上にグラニュー糖とシナモンをふりかけます。
生地を端からくるくる巻いて棒状にして切り分けて、天板に乗せたまま10~15分おきます。
ハケで卵を塗り、粒状の砂糖をのせ、180度のオーブンで10~15分ほど焼いたらコルヴァプースティの出来上がりです。
温かいうちにどうそ。焼きたては本当に美味しいです。
飾りの粒状の砂糖はなくてもOK。
生地の巻き終わりを下にするときれいに仕上がります。
風が流行っております。。
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