【活動再開に向けて】

いつもアイノラ交響楽団に温かな応援をいただきありがとうございます。
本年はコロナウイルス感染症の世界的流行に伴い4月5日の第17回定期演奏会を断念する結果となり、皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしました。
私達団員も本番直前のリハーサルが突然の打ち切りとなり、そしてその後約半年間、音のない辛い生活を強いられて来ましたがいつまでも立ち止まってはいられません。これまで通り感染防止対策もしっかり講じた上で私たちのできる形で、再び歩みを進めることといたしました。

来る2021年4月18日(日)、いつもの杉並公会堂で第18回定期演奏会を開催します。
第17回に演奏予定だったプログラムでお届けする予定です。

とはいえ、引き続き予断を許さないコロナ下での開催となりますので、ご来場者数、入場料金、そしてロビー運営もこれまでとは少し違う形での開催になることを想定しております。何卒ご理解をいただけましたなら幸いです。
また、本日掲載の情報は今後更新あるいは状況次第では変更の可能性もございます。その点もどうかご了承くださいませ。

今後ともアイノラ交響楽団へのご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

第14回定期演奏会にて

正指揮者 新田ユリ

ジャン・シベリウス Jean Sibelius 1865-1957

シベリウスが晩年を過ごしたアイノラ荘

アイノラ交響楽団は、シベリウスなど北欧作曲家作品を中心に演奏するアマチュア・オーケストラです。

アイノラ交響楽団は、フィンランドを代表する作曲家、ジャン・シベリウスの音楽をこよなく愛するアマチュア演奏家によって、2000年12月に設立されました。原則的に春に年に一度の定期演奏会を開催しており、前年の秋からそのための練習を行っています。

アイノラ交響楽団 日本シベリウス協会主催演奏会 クッレルヴォ 2015/3/3 すみだトリフォニーホール
アイノラ交響楽団 日本シベリウス協会主催演奏会 クッレルヴォ
(2015/3/3 すみだトリフォニーホール)

【次回の演奏会】

第18回定期演奏会 ~Sibelius Religioso~

※ご注意
新型コロナウイルス感染症の状況により、演奏会の実施および内容について変更になる場合があります。
ご了承ください。

 

【指揮】
新田 ユリ (正指揮者)

【チェロ独奏】
棗 年紀 (アイノラ交響楽団 チェロ奏者)(*)

【日時】
2021年4月18日(日) 午後公演(開場・開演時刻未定)

【会場】
杉並公会堂 大ホール (荻窪駅北口より徒歩7分)

【入場料】
未定

【曲目】
※今回の曲目は、中止になりました第17回定期演奏会(2020年4月5日)と同じ内容です。

ジャン・シベリウス(Jean Sibelius)
交響曲 第2番 ニ長調 作品43
(Symphony No.2 in D major op.43)

2つの厳粛なメロディ 作品77(*)
(Two Serious Melodies, op.77)

交響曲 第6番 作品104
(Symphony No.6 op.104)

フリーメーソンのための音楽より「行列聖歌」 (進め、主の御光) 作品113
(Processional Chant “ONWARD, YE PEOPLES!” from Masonic Ritual Music op.113)

【主催】
アイノラ交響楽団

 

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人生において避けることのできないもののひとつに、家族や大切な人の死があります。いつもそこにあった何よりも大切なものがある日突然失われる・・・そんな大きな喪失感に苛まれたとき、人はなすすべなく、ただ祈ることしかできない・・・宗教の出発点はひょっとするとそんなところにあるのかもしれません。

ヨーロッパにおいては、宗教と音楽が結合し、ミサ曲やレクイエムといった教会音楽が形作られました。ヨーロッパの中心から少し離れたフィンランドで生きたシベリウスには、そういった典型的な教会音楽はありませんが、ヨーロッパの教会音楽や古い旋法を独自の形で取り入れた宗教的な色合いを感じさせる作品がたくさんあります。そこで今回はシベリウスの“religioso”な音楽とは、をテーマにプログラムを構成しました。

イタリア旅行中に発想され、カトリック的な祈りのコラールを2楽章に持つ交響曲第2番。「聖歌」、「献身」のサブタイトルを持つ2つの厳粛なメロディ。宗教音楽の大家パレストリーナの音楽からの影響を受け、古き教会音楽の雰囲気を持つ交響曲第6番。フリーメーソンの儀式のための音楽として作曲された行列聖歌。

今回のプログラムはシベリウスの人生における死の克服、受容、そして祈りの物語でもあります。交響曲第2番は30代に書かれた前期の作品。愛娘キルスティの死の後に書かれていますが、基本となる調性は最も明るく輝かしいニ長調を選択しています。若き日のシベリウスにとって、死とは克服し、乗り越えるべきものだったと言えるのかもしれません。一方、他の3曲は50代以降に書かれた後期の作品。50代のシベリウスは2つの大きな死を受け止めなければなりませんでした。ひとつは最大の理解者で支援者であるカルペランの死、もうひとつは弟クリスティアンの死。作品もそれまでと違った方向へと変遷していきます。2つの厳粛なメロディは文字通り厳粛な雰囲気を持った作品。交響曲第6番は、2番と同じ「ニ調」でも、清澄でありながらほの暗いドーリア調。2人の死を受けて入信したフリーメーソンのために書かれた行列聖歌は穏やかなイ長調。大きな喪失感を味わったシベリウスにとって死とは乗り越えるものから受容するものへと移り変わっていったのかもしれません。そんな2つの時代のシベリウスの祈りの音楽を是非お楽しみください。

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【ブログ】

お知らせ以外のオーケストラの日々の様子や、豆知識などをお伝えしていきます。


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