【不定期連載】シベリウスと伊福部昭の作風、そしてラウダ・コンチェルタータ 19
ヴァイオリンとの関わり編。 伊福部先生はと申しますと… 伊福部昭綴るII-伊福部昭 論文・随筆集ー伊福部昭著、小林淳編からのエピソードです。 江口隆哉さんとの対談からの引用です。 [伊福部] まあ、学生時代、北大のオーケストラでやったりなんだりはしてましたけどね。 [江口] ははあ、そうですか。 [伊福部] で……(続きを読む)
ヴァイオリンとの関わり編。 伊福部先生はと申しますと… 伊福部昭綴るII-伊福部昭 論文・随筆集ー伊福部昭著、小林淳編からのエピソードです。 江口隆哉さんとの対談からの引用です。 [伊福部] まあ、学生時代、北大のオーケストラでやったりなんだりはしてましたけどね。 [江口] ははあ、そうですか。 [伊福部] で……(続きを読む)
さて、伊福部先生のお人柄エピソード編に移って参りましょう。 先生が注目されるきっかけとなった「チェレプニン賞」ってなに?この辺りも「伊福部昭の音楽史」に教えていただきました。 賞を創設したアレキサンドル・チェレプニンは、ロシア貴族出身の作曲家でありピアニストでした。 奇特な方で、日本人を対象とした作曲コンクールを、自ら主催されました……(続きを読む)
ちなみにみなさま、日本音楽の星!伊福部昭とはどんな人間だったのでしょう? ヴァイオリンを弾きつつ、名曲喫茶に入り浸り、「ペトルーシュカ」「ボレロ」「春の祭典」を聴き、これが音楽というなら自分も書いてみようと独学で作曲を開始。 北大農学部に進みつつ、北大オケで、打楽器数十人とヴァイオリンという編成の自作曲を試演。 のちに、アイヌの……(続きを読む)
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