【不定期連載】シベリウスと伊福部昭の作風、そしてラウダ・コンチェルタータ 5
ところで、シベリウスと伊福部には音楽そのもの以外にもかなり近いところがあります。 二人とも、若い頃はバイオリニストを目指されつつも作曲の道に進みました。 弦楽器のみなさんには、パート譜から浮かび上がる共通点もあるのではないでしょうか? それからもうひとつは、大変な愛妻家であったそうです。 シベリウスの妻 アイノ こち……(続きを読む)
ところで、シベリウスと伊福部には音楽そのもの以外にもかなり近いところがあります。 二人とも、若い頃はバイオリニストを目指されつつも作曲の道に進みました。 弦楽器のみなさんには、パート譜から浮かび上がる共通点もあるのではないでしょうか? それからもうひとつは、大変な愛妻家であったそうです。 シベリウスの妻 アイノ こち……(続きを読む)
2017年07月31日
アイノラ交響楽団の情報をリアルタイムにツイートしていきます! 皆様、是非フォローをお願いします! Twitterアカウントは @sinfonia_ainola です。 ……(続きを読む)
カテゴリ: お知らせ
ところで、シベリウス作品のオーソリティであるアイノラ交響楽団の団員の皆様、またはこれをご覧になっている音楽ファンの皆様、伊福部昭の音楽をどのくらい聴かれたことがありますでしょうか? もちろん燦然と輝く日本音楽の星ですから30曲くらいは口ずさんでいらっしゃるとは思いますが、少しだけご紹介致します。 ピアノソロによる日本組曲からタプカ……(続きを読む)
オスティナートの次は和音についてです。 いわゆるクラシックと呼ばれる西洋音楽は、ドミソをもっとも落ち着く響きとして、「ハーモニーが様々な冒険を経て最終的にはドミソに落ち着きました」とい構造を伝統的に用いています。 しかし「ドミソが落ち着いて聴こえる」というのは世界共通なのでしょうか? ちょっとうろ覚えなのですが、伊福部昭の本の中に、……(続きを読む)
2017年07月31日
第15回定期演奏会の団員募集を開始しました。 弦楽器全パート(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス)で大募集中です! 詳しくはこちらのページをご覧ください。 ……(続きを読む)
カテゴリ: お知らせ
さて、それでは伊福部昭とシベリウス、ふたりの作風のひとつである執拗な通奏リズム(オスティナート)。 私的には、ここに国民性の違いを感じることができます。 シベリウスのオスティナートは、作品によって様々なパターンがありますが、裏拍が基調となったり馬の蹄のような跳ねるようなものだったりするものが多くみられます。 伊福部さんの場合は、……(続きを読む)
みなさまこんにちは。 アイノラ交響楽団打楽器奏者の山本 勲と申します。 次回、アイノラ交響楽団 第15回定期演奏会のプログラムは当団誇る選曲陣により「北方の舞踏」と題された下記3曲による秀逸なものとなりました。 伊福部 昭「オーケストラとマリンバのための“ラウダ・コンチェルタータ”」 ジャン・シベリウス「エン・サガ」 ジャン・シ……(続きを読む)
2017年04月09日
チラシはクリックすると拡大表示します このコンサートは「フィンランド独立100周年記念事業2017」に参加しています。詳しくはこちらのページを御覧ください。 日時 2017年4月9日(日)13:30開演(12:45開場) 会場 杉並公会堂 大ホール (荻窪駅北口より徒歩7分) 指揮 新田 ユリ (正指揮者) ……(続きを読む)
カテゴリ: 演奏会
お知らせ以外のオーケストラの日々の様子や、豆知識などをお伝えしていきます。