【不定期連載】シベリウスと伊福部昭の作風、そしてラウダ・コンチェルタータ 10
次は初演の記録です。 「ラウダ.コンチェルタータ」を伊福部から受け取った池田(新星日響スタッフ)は、これを新星日響創立十周年記念の曲とする。初演は1979年9月12日、指揮は山田一雄、マリンバは安倍圭子、オーケストラは三管編成である。 プログラム「SUBSCRIPTION CONCERT No.36」に池田が文章を載せている。 ……(続きを読む)
次は初演の記録です。 「ラウダ.コンチェルタータ」を伊福部から受け取った池田(新星日響スタッフ)は、これを新星日響創立十周年記念の曲とする。初演は1979年9月12日、指揮は山田一雄、マリンバは安倍圭子、オーケストラは三管編成である。 プログラム「SUBSCRIPTION CONCERT No.36」に池田が文章を載せている。 ……(続きを読む)
ちなみに家にはクッレルヴォは3枚しかありません。 やはりラウダのほうがメジャーなのでは? クリックで拡大表示 山本 勲 (次回へ続く) 【送料無料】 Sibelius シベリウス / シベリウス: クレルヴォ交響曲、フィンランディア(合唱付)、コルテカンガス: 『移住者たち』 オスモ・ヴァンスカ & ミネソタ……(続きを読む)
といった事で間髪入れずにディスコグラフィーです。 現在入手可能と思われる5枚です。 説明の下にある商品リンクからCDを購入することもできます。 クリックで拡大表示 まずはこちら 伊福部昭交響作品集(fontecFOCD2512) 安倍圭子/山田一雄/新星日本交響楽団 言わずと知れた初演メンバーの超熱演ライ……(続きを読む)
さあみなさま、そろそろ「ラウダ・コンチェルタータ」を聴いてみようかという気分になってきた頃ではないでしょうか? といった事で、文字で聴く「ラウダ・コンチェルタータ」をお送り致します。 こちらは、水星交響楽団のプログラムに掲載した拙文からの抜粋となります。 曲は途切れのない単一楽章。「神話的に」と書かれた弦楽器の息の長ーい憂愁のメ……(続きを読む)
ちなみにみなさま、日本音楽の星!伊福部昭とはどんな人間だったのでしょう? ヴァイオリンを弾きつつ、名曲喫茶に入り浸り、「ペトルーシュカ」「ボレロ」「春の祭典」を聴き、これが音楽というなら自分も書いてみようと独学で作曲を開始。 北大農学部に進みつつ、北大オケで、打楽器数十人とヴァイオリンという編成の自作曲を試演。 のちに、アイヌの……(続きを読む)
伊福部昭がシベリウスについて語った記録が残っています。 “前略~問題なのはシベリウスですけど。札幌の頃に、いつも黒いジャケット着た不思議な男がいて、我々は「シベリウス」っていうあだ名をつけていたんですけど、シベリウスのことをばかに褒めるんですね、その男が。あれのどこがモダンなんだ、どこがいいんだと、よく論争してましたが。今はシベリウ……(続きを読む)
2017年07月31日
チラシはクリックすると拡大表示します 日時:2017年9月24日(日) 15:00開演 (14:30開場) 会場:汐留ホール フィンランドの伝統音楽を奏でる カンテレコンサートと伝統音楽のレクチャー ミンナ・ラスキネン 日時:2017年11月4日(土) 会場:すみだトリフォニーホール(小……(続きを読む)
カテゴリ: お知らせ
ところで、シベリウスと伊福部には音楽そのもの以外にもかなり近いところがあります。 二人とも、若い頃はバイオリニストを目指されつつも作曲の道に進みました。 弦楽器のみなさんには、パート譜から浮かび上がる共通点もあるのではないでしょうか? それからもうひとつは、大変な愛妻家であったそうです。 シベリウスの妻 アイノ こち……(続きを読む)
2017年07月31日
アイノラ交響楽団の情報をリアルタイムにツイートしていきます! 皆様、是非フォローをお願いします! Twitterアカウントは @sinfonia_ainola です。 ……(続きを読む)
カテゴリ: お知らせ
ところで、シベリウス作品のオーソリティであるアイノラ交響楽団の団員の皆様、またはこれをご覧になっている音楽ファンの皆様、伊福部昭の音楽をどのくらい聴かれたことがありますでしょうか? もちろん燦然と輝く日本音楽の星ですから30曲くらいは口ずさんでいらっしゃるとは思いますが、少しだけご紹介致します。 ピアノソロによる日本組曲からタプカ……(続きを読む)
お知らせ以外のオーケストラの日々の様子や、豆知識などをお伝えしていきます。