【不定期連載】シベリウスと伊福部昭の作風、そしてラウダ・コンチェルタータ 15

2017年07月31日

頑なに唄える音楽を堅持した、シベリウスと伊福部昭の「精神的共通項」編
伊福部先生のお言葉その3です。

「日本、日本とこだわっているわけではなく、自分の感性に正直に作曲したいのです。しかし血液が日本のものでできている以上、自己の感性に正直であれば、どうしても民族的になると思いますよ。~中略~ まだお前でないところのお前。これに向かって語りかけること。そこに芸術の行く先があるはずです。ですから、音楽でもってわれわれの中にあるものを全部ぶつけていけば、日本人にも外国人にも訴えかけられる、そういう曲がかけるばずだと思っています。」(伊福部昭の音楽史)

だいふ核心に近づいたのではないでしょうか!?

山本 勲
(次回へ続く)

伊福部昭の音楽史

新品価格
¥3,780から
(2017/11/15 11:17時点)



▼コメントをどうぞ

不正なコメント投稿を防止するため、お寄せいただいたコメントは管理者に送られ内容を確認させていただいた後に表示されます。
誠に恐れ入りますが、コメントの表示までしばらくお待ちください。


【ブログ】

お知らせ以外のオーケストラの日々の様子や、豆知識などをお伝えしていきます。


△ページの先頭へ